新潟はロケフォトの宝庫だって知ってた? ちょっと差が付くウエディングロケフォト講座

こまウエ編集部TEXT by こまウエ編集部

2018.01.17

ウエディングフォト

前撮りでロケフォトを希望するカップルが全国的に増加中!

 

ここ数年のSNSの普及で、フォトジェニックなロケーションフォトが人気を集めています。

「彼とふたりでオシャレなロケフォトを残したいな…」と思っているプレ花嫁さんも多いのではないでしょうか。

ここ新潟にも、そんな憧れが叶うとっておきのスポットがいっぱいあるんです!

新潟市の人気フォトスタジオ「studio Roop」のプロカメラマン、TAKUMAさんにロケフォトの魅力やコツを教えてもらいました!

Q.ロケフォトの魅力って何ですか?

「式当日は、スケジュールがきっちり決まっていて新郎新婦は大忙しですよね。その日は結婚式という一日をとことん楽しんだ方が良いと思うので、別の日に好きな場所で好きなように撮影ができるのがロケフォトの魅力だと思います。一生の思い出ですから、ふたりらしさあふれる一枚を残せるということがポイントです」

 

Q. ロケーションってどうやって決めるの?

「おふたりのストーリーやこだわり、希望などのヒントをベースに撮影地を決めていくことが多いですが、せっかくのロケフォトなので思い出の場所や出会いの場所で撮影するのも良いですね。新潟という土地柄、天候に左右されないパブリックな記念館や美術館はオススメですが、四季が美しい土地でもあるので季節感をたっぷりと取り入れた撮影もキレイです。桜、花火、紅葉、雪…季節の演出を楽しむのも新潟らしくてステキです」

 

Q. オシャレな写真を残すコツを教えて!

「周りと差を付けたいなら、構図・光・背景の3つを意識してください。例えば、構図ならば写真のように左右どちらかに人物を配置するとグッとオシャレになります。ふんわりとした柔らかい印象の写真を残したいふたりは、逆光で撮影するのがオススメです。また、背景には人や車など余計なものは入れないことを意識したり。これだけで随分と良い雰囲気の写真が撮れますよ」

 

Q. 小物はどんなものを用意すればいい?

「フォトプロップスやガーランドなど小物を使った撮影は最近ちょっと落ち着いてきたように感じます。継続してバルーンは人気を集めていますね。中でも大きめのバルーンにフリンジを付けてみたり、ふたりのメッセージを書いたりしてアレンジを加えるとオシャレにもなるし、オリジナリティーが出て良いと思います。大きいバルーンだから、小顔効果もあって一石二鳥。上の写真のように遊び心あふれる一枚も撮れますよ」

 

Q. 自然体な雰囲気の写真が欲しい!

「あまりカメラを意識せずに普段のデートのように会話を楽しんでください。おふたりの空気感や雰囲気を大切にしたいと思っているので、いつも通りにしてもらうことが多いですね。笑っている写真が正解ということもないので、無理に作り笑顔にせず、自然体で良いと思います。どうしても緊張してしまうという場合は、ちょっとお酒を飲んでから撮影に挑むのもアリかもしれませんね(笑)」

(写真提供/studio Roop)

 

なるほど…。ステキなロケフォトを撮るために大切なのは「ふたりらしさ」なんですね。

無理に笑顔を作ったりせず、ふたりの仲良し感や個性が伝わるような雰囲気作りを心掛けましょう。

ここで、先輩カップルのとっておきのロケフォトをご紹介します♪ぜひ構図やポージングの参考にしてくださいね。

結婚式のテーマ「海」「砂浜」に合わせてロケ場所を決定♪

こちらのカップルは、会場コーディネートのテーマでもある「海」や「砂浜」を前撮りでもイメージ。砂浜にふたりの名前を書いたり、おそろいのサングラスをかけたり…さまざまなシーンを撮影しました。海水浴のシーズンではなかったので人が少なく自由に撮影を楽しめたそう。当日とテーマを合わせることで統一感が生まれ、大満足の結婚式&前撮りに♡

 

明治時代の洋館で、ふたりらしい思い出の一枚を

「上越ならではの場所で撮影したかった」というこちらのおふたり。披露宴を行った料亭では和装で、高田にある洋館ではドレス&タキシードで撮影しました。明治時代に造られた建物や当時を思わせる調度品がクラシカルな装いにピッタリ♪「ナチュラルな写真」をイメージしていたので、撮影中もカメラマンを交えて会話を楽しみ、気取らない笑顔がたくさん撮れたそうです!

 

青春の思い出が詰まったふたりの母校が背景に

高校1年生の頃、同じ陸上部の選手とマネージャーとして出会い交際を始めたというこちらのカップル。8年間の交際期間を経て結婚した仲良しご夫婦です。前撮りはプランナーと相談し、ふたりの母校で撮影。「教室に入ったり、グラウンドを背景にしたり、懐かしい思い出もよみがえって感動しました」とのこと。華やかな和装のふたりに、在校生徒も祝福の声をかけてくれたそう!

 

信濃川や萬代橋の新潟らしい景色をバックに!

こちらは新潟のさまざまなスポットで撮影。慣れ親しんだ街のシンボルを映したいと思い、信濃川や萬代橋など新潟ならではの景観をバックに選んだそう。抜群のロケーションは鮮やかな和装とも相性ピッタリ。青空の下、手をつないで最高の笑顔を見せた一枚は、ふたりらしさあふれる思い出のロケフォトとなりました。

 

花嫁が大好きな満開のヒマワリに囲まれて

昔からヒマワリが好きだったという花嫁さん。前撮りは、付き合っている当時からデートで何度も訪れていたという津南ひまわり広場で行いました。当日は天候にも恵まれ、絶好のロケフォト日和♪太陽光をたっぷり浴びた大輪のヒマワリに囲まれて、ふたりの笑顔も満開に。髪飾りにもヒマワリをあしらって、風景との一体感もバッチリ!

 

いかがでしたか?

ふたりの生まれ育った街のロケーションを生かした前撮り、ステキですよね♡

好きな場所でふたりらしく、最高の一枚を残しましょう!

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